健康経営UBRの健康経営への取り組みについて

『健康経営優良法人 2024(中小規模法人部門)ブライト500』認証取得!



What’s New!?

掲載日 内容
2024/3/11 健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500認証取得しました。



はじめに

 宇部物流サービス株式会社(以下UBR)は、UBEグループの一員として、UBE株式会社が2015年に開始したUBEグループとしての健康経営度調査に参画し、UBEグループの健康経営への取り組み指針に協調した健康経営に向けた施策を行ってきています。
 2022年10月に、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)に初めて申請を行い、無事認定されました。
 健康経営の認定を受けて、また健康経営の諸施策の効果検証とその結果を受けての次の検討を行うために、健康経営アンケートを2022年11月より開始して、2023年3月、8月、11月、2024年3月と5回のアンケートをパルス的にとってきました。
 アンケートを行うことで諸施策の効果や従業員の皆さんの健康リテラシーなどの変化を確認することで、ブライト500の認定に向けた準備を行ってきました。
 真摯に対応いただいた従業員の皆さんのご協力には感謝しかありません。 そして、2023年10月に健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500の申請を行い、2024年3月11日に無事認定をいただくことができました。

健康経営優良法人(中小規模法人部門)のロゴマークと認定証

 この健康経営優良法人は、企業の1年間の健康経営活動の結果の評価を受けての認定で、認定有効期間は1年です。
 そして、この認定では、すべての企業の活動が相対評価されて順位がつけられています。その上位500社はブライト500という称号を得ることができます。  
 今回、全国で17,316社の申請があり、16,733社が認定されました。ブライト500を申請したのは3,429社で、UBRはこの上位500社に入ることができました。順位は101‐151社の位置での認定です。
 
 健康経営は認定をもらってゴール!! ・・・というわけではありません。健康経営の仕組みができて、それが認定に値することが認められたというところですので、これからがスタートです。
 会社は年度末のマネジメントレビューを通して会社運営役員の意思が示され、それにより全社の意思統一が図られ、次年度の会社目標が立てられ、1年の会社運営が行われていきます。この中に健康経営の要素も組み込まれています。
 社員一人一人の皆さんの健康がみなさんが所属する部署の健康につながり、事業部の健康へ、そして最終的には会社全体の健康につながっていきます。そのどれが欠けても健康的ではないということになります。みなさん一人一人の健康がつながっていくことで、UBRの健康経営が育っていくことになります。
 今後とも、健康経営をUBR全社で推進し、働きやすい職場と働き甲斐のある職場を目指してまいります。
 健康経営はまだ始まったばかりで道半ばです、健康経営優良法人申請時に作成した申請書に書かれた要求条件でUBRに実施できていない部分を実施し、強いところはさらに伸ばし、弱いところは積極的に補強してゆく、健康経営活動の改善のPDCAを回していくことが必要です。
 今後も、連続して認定を受けることができるように活動を続けていき、UBRとして身の丈に合い、そして、地に足の着いた健康経営を推進するための活動を行っていきます。
 このホームページの健康経営活動の報告では、UBEグループとして取り組んできた内容と、UBRとしての活動について説明します。


UBRの健康経営への取り組み

 UBRは健康経営の指針として、社員が自律的に健康増進活動を行いやすい環境つくりを行うため、2023年4月1日三浦社長により「健康経営宣言」を発出しました。
この宣言のもと、UBRは健康風土の醸成を図っていきます。(※ブライト500認定を受けて2024年4月1日に改定)

  これまでもUBRは、UBEグループの一員として、UBEの健康経営のための施策に準拠した諸施策を行ってきています。
 社員の健康意識の向上のためにUBEが実施したeラーニングを、UBEグループとして参加、活用し、UBRとして全社員の100%が受講し、その100%が合格をしています。社員のみなさんの健康経営の主旨のご理解とご協力に感謝します。
 また、UBRはUBEが進めている経済産業省が推奨する健康経営の理念「従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資である」に基づいた、種々の健康施策に参加しています。
 その客観的な評価指標として、2022年から健康経営度調査に参加し、健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)の認定に続き、健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500の申請を行い、無事認証取得することができました。
 今後もさらに経営に根差した継続した活動を行っていくことで、社員の皆さんが安心して働くことができ、また働き甲斐と誇りをもって健康に働き続けることのできる会社創りを継続していきたいと考えています。


健康管理推進体制

 UBRは、UBEグループの健康管理推進体制の傘下で、UBEグループ全社施策およびUBR独自の健康管理に関する重要な基本方針及び施策を、経営の重点項目として、取締役社長を議長とした取締役会議で審議・決定しています。課題を抽出し、対策を立案、進捗管理を行っています。

 UBRの取締役会議で審議された年度毎及び中長期の全社共通重点実施項目等は、毎月実施する幹部会、4半期ごとの安全責任者会議、年度ごとに実施するマネジメントレビューで確実に推進し、継続的改善をはかるべくPDCAサイクルに沿った活動を実施しています。
 UBRは、快適な作業環境の維持管理、社員の健康保持・増進を行うため、UBE株式会社が独自に設けている健康管理責任者制度にUBEグループとして参画しています。
 UBRは、UBEグループで実施される健康管理部門監査を年1回受けることで、労働衛生施策について、安全衛生法等の法令に則った対応を行っていることの確認、及びUBEの全社共通の労働衛生管理計画(全社施策)に則ったUBRの自律的な取り組みを確認されています。

 健康管理推進においては、UBRの通常の会社運営の枠組みの中で推進を行う体制としています。

〇UBRの会社運営

  • 「取締役会議」で全社施策を審議・決定。
  • 会社目標を元に、本社部門・各事業所が全社施策を策定し、年間の活動目標やスケジュールを決定し、
    幹部会にて承認。
  • 各事業所が主体的に活動を展開。
  • 各事業所の健康管理担当者は各事業所の進捗管理。取り組み上の課題などを月1回の産業医を含む
    産業保健専門職と意見交換。
  • 統括部監査にて進捗管理、是正を指示。
  • 役員による現場査察を実施。各現場の良いところを中心にアピールを行う形で実施。
  • 健康づくり担当責任者は全社施策の進捗管理、取り組み上の課題などを、安全責任者会議で
    進捗を管理。
  • 年度の活動状況は毎年2月のマネジメントレビューにて、役員へ報告し、次年度へ向けての指示を
    受ける。
  • マネジメントレビューの結果を受けて、次年度の会社目標を策定。

方針と課題

※UBRは、UBEグループとして、UBE経営会議における中長期目標(方針・課題)と重点実施項目に基づいた諸施策を実施してきました。


UBE経営会議において中長期目標(方針・課題)と重点実施項目を定めており、UBEの各事業所においては4つの重点課題を実施しています。下記に中長期の方針と課題を示します。

2022-2024年の重点課題(4項目)、取り組みと目標値

  • 重点課題
    1. 健康経営
    2. 治療と就労の両立支援(メンタルヘルス対策、脳・心疾患対策、悪性新生物対策を含む)
    3. タバコ対策
    4. 業務起因性疾病リスク対策